内定者インタビュー#4 札埜一鹿
本日は、4月から公務員として働かれる学生にインタビューしました。超難関の京都市役所に現役で合格した札埜くん。そんな彼は、元々地頭に自信がなく、挫折経験が沢山あったそう。しかし、ある自分の”武器（価値観）”が彼を成功へと導いていきます！そんな彼のサクセスストーリーをご覧ください。
公務員志望の学生は参考にしてはいかがでしょうか？
自己紹介
札埜一鹿（ふたのかずか）
龍谷大学法学部4年生
モットーは ”やると決めたらやる"
4月からは京都市役所にて、公務員として働く予定。
なぜ公務員を選んだのですか？
元々、面白い仕事をしながら、安定している暮らしをして、母を安心させたいなと思っていました。民間就職も興味があるところならアリだったんですが、それが唯一 ”服飾” で、全然安定してないなと。それであれば、趣味で抑えておこうと思いました。ということで、公務員の一択で
したね。あと、小さい頃から親から公務員の話を聞いていたので、身近に感じていたという要因もあるかもしれません。
公務員になりたいというよりは、内定先である ”京都市役所” が面白いんです！事業の中で「伝統産業を守る」「職人が活躍できる場所を作る」「街づくり＆観光名所の景観を守る」があり、まさに京都というものがあるんですが、自分も文化が好きなので、そこがマッチしました！
また職員さんも、公務員のよくある堅いイメージではなく、ユニークな方が多いですね。
ターニングポイントを教えて下さい。
3回生の5月から公務員講座を受け、8月から本格的に頑張っていこうと思っていたのですが、それ以降新年を迎える頃くらいまで、全く勉強に身が入りませんでした。その頃は、模試のランキングも全くで、本当にしんどかったです。
しかし、実際の試験は4回生の6月。残り半年も切っている状態ということもあり、悩んでいる暇はない、しんどいとか言ってる場合じゃないと感じるようになり、エンジンが再始動しました。
そんなエンジンが少しかかり始めていたある日、サークルの先輩の追いコンで、公務員に受かっていた先輩から「お前ヤバいぞ！」と言われる事件がありました。自分の中では、かなり勉強していたつもりだったので、これ以上どうやってやるのかと思うほどで…。
でもその時に、しょうもないプライドは全て捨てようと悟りを開きました。現に勉強はしているのに、模試の結果は良くならなかったので、それは認めざるを得ないなと思いましたね。ただその中でも、それは自分の頭が悪いだけで、自分が公務員に向いていないとは思いませんでした。自分自身、周りの目は全く気にせずに、軸はぶれていなかったので、その「ブレない」という意味ではめちゃめちゃ自信はありました（笑）
そこから、良い意味で吹っ切れることができ、朝から晩まで10時間以上、勉強を本気でやり始めました。勉強を進めていく中で、講座の方法に合わないということもあり、自分のやり方でもある”量をこなす”を突き詰めていきました。しかし、模試は最後まで悪く、幾つか受けていた試験も全て落ち、ラストワンチャンスは、非常に難しいと言われている本命の京都市役所。
一次の筆記をパスし、自分を全て出し切った面接が終わった後は、不安でいっぱいでした。合格の通知が来たときは、本気で嬉しくて、泣いてしまうほどでした。そんな感情になれたのも、人生で一番勉強したからだなと自信を持って、言えるからだなと思います。
大切にしている価値観は？
「軸は何があっても必ず曲げない」ことです。公務員の勉強と話でも出てきたように、やると決めたら、諦めずに何でもやりますね！
中学の時は、勉強が全然で試験もろくな点数を取っていたのに、頑張って、偏差値が高い高校に受かったり、大学も模試15回受けて、いずれも判定が悪かったのに、結局頑張って目指している大学に受かったり．．．。
あれもこれもと目移りするのではなく、目標を決めたら、どこまでもそれに対し、一直線に走っていくのが自分の強みでもあると思います。
後輩の龍大生へメッセージ
”諦めないで、チャレンジしてほしい” なと思います！変に自分に嘘をつかずに、等身大で、強い気持ちを持って、チャレンジすれば、どんなことも成し遂げれると思います。
公務員志望の人には、以下の二点を覚えておいてほしいと思います。
①勉強する量が膨大にあるので、”質や効率”を考えて行った方がいい
②面接は素直に（特に市役所は人物重視）
とにかく「後悔しないように全力で行動して、例えそれで結果が出なくても、過程が大事」だと思うので、頑張ってほしいと思います！
軸を曲げず、やりきる事の大事さを学ぶことが出来ました！ありがとうございました！
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