履歴書・エントリーシートの書き方(作成編)
こんにちは!「龍キャリ!」担当の山崎です。
今日は[履歴書・エントリーシートの書き方(作成編)]として履歴書を書く前にしておくべきこと、気を付けるべきことをまとめました!
就活生必見です!!
はじめに
[履歴書・エントリーシートの書き方(準備編)]にて、作成前の心構えなどをまとめました。まだ読んでいない方は先にそちらから一読をお願いします。
ここからは自己分析をしてみて、まとまったネタを文章として作成していきます。
基本的なことをまとめてありますので、まだ出来ていない人は以下の点を守って作成していきましょう。
作成時のポイント
履歴書・エントリーシートを作成時に大切なこと9つを以下にまとめています。
ジャンル別に"前提"、"構造"、"注意"の3つに大別して書いています。
それではどうぞ。
I.前提
立論ではなく事実を
自己表現文において、ありきたりな意見を述べるだけではほとんど伝えたいことは伝わりません。身辺にある事実を基に作文を行いましょう。主な理由として、3つ。①事実でないと読み手を惹けない。②文章作成において考える必要があるためストレス。③そもそも事実乖離は自己表現でない。
例:クラブ活動、アルバイト、ゼミ活動、サークルetc
お題を私物化に
井上ひさし氏によると、「作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということ。」と言う。つまり、自分にしか書けないことを書けば素晴らしい自己表現文になるということ。すなわち、自分のことである。自分が何を体験して、どんなことを学んだのか、それらの事柄のみ書くことに注力しましょう。
主題を1つに
何を伝えたいのか、どんなことを理解してもらいたいのかを1点に絞りましょう。例えば、「学生生活で何を頑張りましたか?」という問いに、留学先で鍛えられた経験と留学は自分という人間を拡大する話を同時に持ってくるのは筋が違います。これでは読み手は何を情報として理解していいのか分かりません。どの経験からどんなことを伝えたいのか、明確に捉えて作文をしましょう。
Ⅱ.構造
文章構成を意識しよう
基本的に文章構成として取られている方法がPREP法です。PREP法とはPoint(結論), Reason(理由), Example(例), Point(結論)の頭文字をとったものです。
簡単に例文を提示すると、
(P)私はコーヒーが好きです。(R)苦みや酸味などがあり、美味しいからです。(E)甘いものと一緒に食べたりすると、よりコーヒーの苦みなどが引き立てられます。(P)だから私はコーヒーが好きです。
となります。最もシンプルに且つロジカルに物事を伝えるに適した構成です。これをシート作成時にそのままフレームとして活用しましょう。
書き出しを大切にしよう
「文章は書き出しの三行が勝負だ」と大宅壮一氏は言います。決して奇をてらって三行に全意識を集中せよと主張するわけではありません。ですが、面接官は最初から最後まで文章を読むかと言われると、読み手が効率的に読んでいることを想像すれば答えは一つです。要は主題の核心に入る書き出しをすればいいということです。
例:私は〇〇という分野において△△をすることが得意です。〇〇では~~をしまして、××人を呼ぶことに成功しました。△△は貴社での##で役立つと考えています。
抽象度を下げて書こう
お互いの共通認識を生むために大切なことは、より具体的に伝える努力をすることです。高度に抽象性がある単語はいかようにも想像できます。
A.私は麺類が好きです。
B.私は龍谷大学前に走る道路沿いにある△△ラーメンが好きです。
上記の例の通り、伝える単語を少しでも工夫するだけで異なった印象を抱くことができます。言語学者のS.I.ハヤカワ氏は「人間同士のコミュニケーションで、正しい理解をし合うには、お互いに抽象の梯子を降りて話すのがいい。」 と言いました。要注意です。
Ⅲ.注意
"思う"が多すぎる
学生の作文に多い語の一つが"思う"です。読んでいて、幾度も同じ語が含まれている文章は読みにくいです。もちろん事実に"思う"はつける必要はありません。意見などに安易に"思う”を付けることもあまり勧めません。もちろん付けることはいいですが多用は避けましょう。
若者言葉は使わない
もちろんのこと、「です・ます」「である」調で書くことはいいのですが、若者特有の表現は一切使わないようにしましょう。例を挙げるなら、「リアルに」「・・・かな。」「・・・みたいな。」など。そのほか「全力の」「空前絶後」「怒涛の」という少し大げさな表現もこの文章作成においてはあまり向いていません。対処法として社会人に見てもらうことをお勧めします。
実質のない言葉を連ねない
以下の文章を読んでみてください。
私は貴社のサービスをフルでサポートをしていきたいと思います。大学2回生の頃所属していた、にぎやかでわんぱくなゼミでリーダーをしていました。そこで得たエネルギッシュなマインドとロマンあふれる野心は貴社に貢献できると思います。・・・
この文章から学べたこととして、カタカナ語や抽象的な表現は読み手に思いを伝えにくいということ。"にぎやかでわんぱくな”はどうにぎやかでどれだけわんぱくなのかが文章からは汲み取れません。"エネルギッシュなマインドとロマンあふれる野心”という表現も意味が分かりません。事実に即して中身のある言葉を使いましょう。
以上になります!今回は作成時において大切なことをまとめました!
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それでは次回の更新をお楽しみに!